今回、トカラ列島の悪石島を目指し、皆既日食を見にマリンハリマⅣで出掛けましたが、天候が悪く波の洗礼を受け、悪石島までは行けず、やっとの思いで屋久島まで辿り着きました
皆既日食は見ることが出来なかったという散々な結果となりましたが、生涯の思い出になる旅となりました。
7月25日の昼過ぎには無事、帰る事は出来ましたが、帰る早々仕事が山の様にたまっておりブログも中々書けない状態です ̄\(-_-)/ ̄
時間は掛かると思いますが少しずつでもアップして行きますのでお楽しみにして下さい(●^o^●)v
2009年6月27日(土)
この旅は、既にここから始まっていた!
約1ヶ月前に給油場所や通るであろうコースの下見の為に四国に行った、しまなみ海道と、その途中の有名な神社です
日本総鎮守と呼ばれる大山祇神社(詳細クリック)
樹齢2600年の神聖な楠木
この旅の明暗はここで出てました!(-"-;A ...
でも、楽天家の私には凶が出た位ではへこみません≧(´▽`)≦
ま~ぁ、最悪は免れるって事かな・・・!?
大吉が出れば最高だと思うし、大凶だったらこんな貴重なくじが当ったと思うし、結局何が出ても良い様にとるので、私には、どれもそれなりって事ね!(゚▽゚*)♪
今回の様な大冒険の旅は、私が高校3年生の夏休みに125ccのオフロードバイクで新日本海フェリーに乗り北海道一周ツーリングに行った時以来の新鮮で未知の旅です((o(^∇^)o))ワクワク
旅の準備の方も時間が有ればブログにしたいとは思っていますが、仕事が忙しいので何時になるのやら・・・
準備をしている時に(昔バイクに搭載していた無線機を探してました)偶々、見つけた超貴重品です
マニア必見!!
これは、懐かしい~("▽"*)
当時、北海道ツーリングで流行っていた ゆっくり走ろう北海道ステッカー!
みんなバイクのタンクや車のバンパーに張って直線道路をブッ飛ばしていましたヾ(^▽^*
この現物を見た事が有る人はオッサンやオバサンです(笑)
いよいよ出発当日です
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トカラ列島ブログ旅 1日目 投稿者 setonouminchu |
2009年7月18日
当日、AM4時の出航予定で船着場に集合です
乗り込むのは愛ちゃんのお父さんとマリンショップ角野さんの長男の雄一くんと私の3人!
車部隊との合流地点、指宿に向かいます
前日、トラブルが有り遅くまで修復していたのと、最後のブログの原稿を書くのに終わったのが、今日のAM1時!
睡眠は約2時間!
雄一くんも、前日に身内の悔やみがとれた為に殆ど寝ていないとの事でした(;´▽`A``
荷物を積み込みAM4時過ぎ出航!
まだ、辺りは真っ暗です!
先ずは、私の運転でゆっくりと慎重に走ります
とりあえず目指すは鳴門!?
そうです!今回、選んだのは太平洋航路です!
太平洋航路を選んだ理由は・・・
1.
瀬戸内海はゴミが多くプロペラトラブルが多い!
2.
前日、和歌山の販売店に聞いた所、最近はいつも波が穏やかとの事!
3.
太平洋を経験した者に聞くと船の多い瀬戸内海と違い太平洋のうねりは走りやすく事故も少ないとの事
4.
最終判断・・・天気予報で確認すると波は1.5m→1mで室戸岬の現在の波高は0.6mです
徐々に辺りも明るくなって来たのでスピードアップ
巡航速度は21~22ノットです
瀬戸内海は、ベタ凪!
順調に鳴門に向かいます(o^∇^o)ノ
1時間程走ったところで、雄一くんと運転を交代します
鳴門までは、後10マイル(海里)位です
これはリアの運転席のモニターです
トータルの積算は、途中でリセットしたので後プラス4マイル(海里)で合計28マイルです
姫路から鳴門までの距離は約33海里(59.4km)
1時間半で鳴門の橋が見えてきました(゚Д゚≡゚Д゚)
小雨が降っています
鳴門は、少し危険なので、ここで何度か経験の有る私と交代します
私が、ここを通った船で一番小さいのはスターエースの17FTでした
其の時は潮の小さい時を狙って通ったので、たいした事は有りませんでしたが、今日は大潮前の中潮なので橋の下は渦も巻く程の流れでした
潮の流れで1m以上の壁が出来ていて、通るのは怖かったです(((>艸< lll)))。o(怖ッ!!)
経験の無い二人には相当の迫力だった様です
運転の手を離せないので画像は無いのですが、もしかして二人が撮っているかもしれないので画像が有れば、後日アップします
ただ、この程度の怖さは後で経験する恐怖とは比較にはならなかった!?・゚・(lll´>Å<)・゚・
AM5時55分頃、鳴門を無事通過!
いつもなら鳴門を過ぎると波が高くなるのですが、今日は、鳴門~徳島沖~小松島沖~阿南沖と全てがベタ凪で徳島を過ぎる頃には空も晴れてきましたo(*^▽^*)o~♪
航海も順調、今日は楽勝と思っていたのですが・・・蒲生岬を越えた瞬間!?
今までがうその様に、ここは相当の波が有るではないですか!?Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!!
岬までは0.5mがいきなり1.5mです
最初は1.5m位でしたが徐々に波が高くなって来ました
少し横波もありますが、この艇がこれ程、切った波のスプレーを被るのは初めてです!!
先が思いやられます(ノ_-;)ハア…
--------2009年7月18日分 追加更新①--------
蒲生岬からの波でスピードが落ちました!
室戸まで巡航速度の21ノットなら2時間半程度の航海ですが、現在の平均速度は12~13ノットです
さらに波が高くなっている様な気がします!?
水温25℃とトローリングにはベストの水温ですが、この波では無理か・・・
地元の漁船が引っ張っていましたが船がもっと大きいです!
等深線が狭い所は波が高いのではと、沖の方に出てみましたが、かえって高くなっている様な気がするので、岸が見える程度の位置で航行します
GPSの気象情報を見ると・・・
なんと!!室戸の風速10mではないですか!?
風速10mと言う事は・・・波は3mぐらいか!?
この画像は、GPSの気象情報をCFカードに保存したものですが、他の画面は記憶した時に(保存しました)とメッセージが出るのですが、この画面だけがメッセージが出なかったので、この後の気象情報は全てデジカメで画面を保存しました
和歌山の販売店が言った通り、確かに紀伊半島側は波が無い!?∑(; ̄□ ̄A
それでも、もう少しで室戸岬の近くまで来ました!
一度、休憩する為に、波を避けて何処かの港に避難します三(ノ;゚д`)ノ
AM11時半ごろ、室戸市三津港に入港しました
ここで、お昼の食事を取った後、積んできたポリタンの燃料を船のタンクに移して満タンにし、少しでも艇の重心を下げます
地元の漁師に室戸を越えられるか聞いてみると・・・漁師さん曰く(岬を境に、こっちが時化だったら、あっちは波が無いし、あっち側が時化ならこっちは波が無いわ!)だって!?
ホンマかいな!?
西の風だから、もし室戸を越えて時化ていたら逃げる港は遠いから大変だよ!ヽ(´Д`;)
室戸を越えて波が高ければ、近くの港に避難して今日は、そこで宿泊と言う事で出航します
ここまで約100海里!
AM12時室戸岬に向けて出航です
予想通りかなりの高波です
岬が近づく程、波が高くなって来ます
3mか、それ以上の波は想像以上に恐怖です!!!*゚゚Д゚゚))ノ
もし、岬を越えてもこの波が収まらなければ、如何しようかと思うと不安が過ぎります
岬付近は早い潮の流れで三角波になっています
こうなると引き返す事はかえって危険です!!
Uターンしようと船を波に対して横に向けようものならデッキに波が被り転覆です
波と格闘すること30分!
岬をまわり少し走ると、漁師さんの言っていた様に波がマシになってきました(´▽`) ホッ
一番波が酷い時はハンドルから両手が離せず画像を撮るのは無理でした
しかし、ここから心配なのは室戸から足摺までは最短の70海里程、一直線で航行しますが、中間点の高知沖は港から最高50海里程離れます
もし、途中で再び時化になると、直ぐに避難する事が出来ません!!
--------2009年7月18日分 追加更新②--------
心配していましたが、室戸岬から離れていく程、波が治まって来ましたC=(^◇^ ; ホッ!
少し走り雄一くんと運転交代!
今までが嘘の様に波が治まり天気も良くなって来ました!
晴れて来ると海面が黒潮特有のコバルトグリーンに輝きます゚°。。ヾ( ~▽~)ツ
と、言っても1m以上の波は有りますが・・・これこそ太平洋の走りやすいうねりです
何時もの様にエンジン回転を3,000rpmで航行!
絶好調です!
ただ、室戸を越えた辺りからスピードが18ノットしか出ない!?
原因不明!?
足摺に向けて1時間ほど走った所で雄一くんが・・・船が網を引っ張っている!!と船を減速しました!?Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!!
よく見ると引っ張っている船は居ないし、何かな!?
後で聞いたのですが、延縄仕掛けではないのかと・・・!?
でも、ここは水深1,000m以上有りますよ!!
スピードが落ちたのは、この流れが原因でした!
なんと黒潮の流れは約3~4ノット出ていました!
GPSの表示するスピードは実際に走っているスピードでは有りません(-。-;)
表示している数値は潮の流れの向きで速くなったり遅くなったりします
今回の様に黒潮の流れに逆らって走るとその分遅くなります
車や鉄道と違いどちらかと言えば気流や風に左右される航空機と似てますね!
この後も天気は上々、足摺までは楽勝かと思われたのですが・・・!?
心配した港に一番遠い高知沖は問題無かったのですが、須崎沖を越えた頃から再び波が高くなって来ました!!
今日は、岬周辺は鬼門か!?
足摺に近づくほど波が高くなって来ます!
今日の最終目的地は下見にも来た足摺近くの衣布利港(いぶり港)にします
土佐清水港の反対側に有ります
後、25海里の長く感じた事!(´Д`) =3 ハゥー
どうにか以布利港(いぶり港)に到着!
以前、下見にきた時に頼んだスタンドから軽油の給油車に来て貰い燃料補給!
そのスタンドから紹介して頂いた民宿に連絡し、車で港まで迎えにきて貰いました
黒潮のあたる港の海の透明度と色は瀬戸内海と、また違いますね!?
今回、泊まった民宿は私以外の2人からはかなりのブーイングだったので名前は出しません・・・(゚_゚i)
港から歩いても10分程度で行けるのですが、国道沿いで部屋にはエアコンが無く、ボットントイレ、おまけに蚊が多いと最悪だったと言っていましたが・・・
家族連れやカップルには向かないでしょうね( ノД`)
お爺ちゃんとお婆ちゃんの二人で経営しているようですが、遅く行ったのに晩御飯も作ってもらい、サバの刺身も美味しかったし、おまけに洗濯もして頂きました
四国はお遍路さんの泊まる安い宿の方が良いという方も多いのではないでしょうか!?
一生懸命、お客さんにサービスする気持ちが伝わったので私には問題無しです!
疲れていたのでPM8時頃から爆睡でしたが、途中起きて夜中に心配で船を見に行った時の星空(ヒント?)は満点でした!(*"ー"*)♪
この日、車部隊は昼前に姫路を出発し、夕方には福岡到着。博多で一泊したそうです
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トカラ列島ブログ旅 2日目 投稿者 setonouminchu |
2009年7月19日
民宿のおばあさんに朝5時半に朝ごはんを作って貰い民宿をAM6時の出発です
港まで車で送って頂き、直ぐに出航です!
送って頂き、有難う御座いましたm(_ _)m
この以布利港(いぶり港)は下見の時にも来たところですが、大阪海遊館のじんべえザメを飼育していることで有名な港です
立派な港で数年前までは多くの漁船が停泊していたようですが、現在は船も少なく寂しい港です
港を出て直ぐに足摺に向かいましたが、途中の定置網に突っ込みそうになりヒヤリとさせられました・・・(゚_゚i)
瀬戸内海と違い日本海や太平洋沿岸は港のまわりに定置網が有るので、一旦沖の方に出なければ危険です!?
特に今回の様に波の高い日は目印のブイが見難いので危険ですヾ(´゚Д゚`;)ゝ
足摺岬に近づくにつれて、ますます波が高くなって来ました
--------2009年7月19日分 追加更新②--------
室戸の波は少しずつ高くなりましたが、足摺の波は岬周辺になると極端に高くなり、しかも三角波に近い波です!!
普通なら以布利港から土佐清水港まで30分程度で行けるところを1時間近く掛かって中間点の岬すら越えていません(;´Д`A ```
岬周辺の波は室戸の時より酷い状態です
当然、両手は離せず波をデジカメで写すのは無理!
ここも3m以上の波の様です!?
思わず ヒェーーーー、死ぬーーーー・゚・(lllつД`)ノ
室戸と違い足摺は、岬を越えてからの方が酷いです!!
黒潮がモロに当るからかも知れません!
ただ、この酷い状態の時にトローリングをしている漁船が前を横切りました!
土佐の漁師は根性有るの~!!
と言っても此方より船がかなり大きいですが・・・
岬周辺よりは、マシにはなりましたが、あまり酷い状態が続くので西を向いていた艇を土佐清水港(北)の方に向けます
画像に写すと、たいした事の無い波の様に見えますが海岸の方は当る波で真っ白です
九州に向かうには向きは南西方向ですが、とても走れる波では有りません
このまま酷い様なら土佐清水港に入港します
北に向け走ると臼碆(うすばえ)詳細クリックを越えた辺りから少し波が治まって来たので土佐清水には入港せずに、このまま宿毛に向けて走る事にしました
途中、魚探に釣れそうな魚影が彼方此方で映ります(o゚∀゚o)♪
また、次回釣りに来るかも知れないのでマークをインプット!!
二度と来る訳無いけど・・・(笑)
陸を見た景色です
波がマシになったと言っても1.5mかそれ以上は有ります!
既に出航してから3時間!!
高知県幡多郡大月町柏島沖に有る蒲葵島(びろうじま)の風裏に入って休憩する事にします
ここで、同じく風に隠れて釣りを(ジギング)している船がいたので、こちらも釣りをしてみようと言う事になりました
見るからに釣れそうな磯ですv( ̄∪ ̄*))
当然、餌は無いのでサビキを投入!
すると・・・雄一くん、いきなりのヒット!!
イサキです
今度は・・・こちらもヒットです!!
これは珍しい!?
実物では、生まれて初めて見る金目鯛です!!
(多分金目鯛だと思いますが、ネットで他の金目鯛を見ると少し背びれに違いが有ります)
生まれて初めて来た所でサビキを入れたら即、イサキや金目鯛が釣れるとは・・・姫路周辺の瀬戸内海では考えられませんΣ(゚Д゚驚ノ)ノ・・・・
魚探に映った魚影です
風が強くて運転しながら流し釣りをしていないと釣りにならず・・・私が釣ろうとした時には既に潮止まりかアタリ無し・・・残念!!・゜・(ノω;`)・゜・シクシク・・。
今日の潮と釣果です!!
ヒゲが生えた変な顔した魚も釣れましたが、後で聞くとオジサンと言う魚らしいです
--------2009年7月19日分 追加更新③--------
今日も出来るだけ行ける所まで行きたいので出発します!
近くで釣りをしていた渡船屋さんに〔九州に行くには、どこを通って行けば波が小さいですか?〕と聞くと・・・
渡船屋さん〔水の子と言う所を通って行けば波が少ないと思う!分からなければ、途中で他の船に聞きながら行きなさい〕と教えて頂きました
釣りをしていたのも見ていたらしく、〔なにか釣れたか?〕とも聞かれ金目鯛とイサギが釣れたと言うと〔今日は波で行けないけど、もっとデカイ魚が釣れる良い場所が有るわ!!〕だって!
私たちには、これでも十分ですが・・・
ネットで調べたら宝洋丸・井上さんという方でした
親切に有難う御座いました(^人^)♪
後で、またこの船を見る事になるのとデカイ魚の意味?が分かるのは、この時は思いもよりませんでした∑(; ̄□ ̄
とりあえずは、言われた方向に走ります
途中、釣りをしていた漁師に聞いて見ますが、水の子は分らないとの事!?
事情を話し、九州まで波の低い所を通りたいと聞くと・・・てっきり瀬戸内海を通って来たと思った漁師さん!
漁師〔もう少し、北に行ってから九州に向ければ波はマシになるけど、ここまで太平洋を通って来たんやったら、どこを通って行っても、どうって事ないわ!〕やって!(´ ▽`).。o♪♪
やや北に向けて走ると・・・!?
イルカの群れが泳いでいました!!
数十頭はいますが、画像に取るのは至難の技!!
何枚も取りますが、自動でピントを合わすので時間差が出来てしまいます( ´△`)アァ-
やはり、こんな時は一眼レフに限りますね!
これが、ベストかな!?
やはり、魚影が濃いい所なのでイルカが多いのでしょう('-'*)
ここから波の状態も良く九州までは、意外に近く感じられました
うねりは有りますが、走りやすく1時間も走らないうちに九州が見えて来ました
九州沿岸まで走ると、ここからは南西の風をもろに受け正面の波になり走り難くなりました・・・(゚_゚i)
貨物船の後ろを走りますが、ガクンとスピードダウンです!
途中、大型のクルーザー(60FT位かな?)に抜かれますが、走って行く向きからすると、多分トカラ直行していると思われますね!
PM2時ごろ日向港に入港して、お昼をとりました
船を漁港に着けて上陸してビックリ!!
ここは、異常に暑いです!!
熱風が吹いて来ますι(´Д`υ)アツィー
まるでエアコンの室外機の前に居る様な熱気です!!
何時も、こんな暑いのでしょうか!?
ここで、今日の宿泊は宮崎に決め、車部隊に連絡し、宿泊先を探して貰います
PM3時頃に出航!!
約1時間半で宮崎が見えて来ました
PM5時に到着!
港に入港し船を係留する場所を探します
大型のフェリーが停泊していました
多分、大阪南港からの船の様です
アンカーを入れて係留しましたが、ここで困ったのは燃料補給!
日曜日という事も有りますが、スタンドで聞いても免税軽油を取り扱った事が無いとの事!!
船に使う軽油は車と違い道路税が加算されないので約25円程度安くなりますが、この日は漁連のスタンドが閉まっているので給油出来ません<(T◇T)>
ただ、姫路近辺や他の地域のスタンドでも免税を出来ないと言われた事は有りません
車で何軒か回って貰いましたが、どこも駄目でした
この前に給油した所とだと40円近く価格が違います
観光に力を入れている宮崎だが、よそ者には冷たいの~…( ;-(エ)-)ゞ
どないなっとんじゃなんとかしてくれ東国原!(詳細クリック)
給油して今夜の宿のビジネスホテルに向かいます
宮崎ケンシントンホテル(詳細クリック)
市内の中心に有る綺麗なビジネスホテルです
PM7時近くの居酒屋に食事に出掛けます
この居酒屋に頼んで今日、釣った魚の料理頼んでみました
理由を説明すると、快く引き受けて頂きましたm(_ _)m
魚料理や宮崎の地鳥料理のお店です
お店の名前は、うおまる屋(詳細クリック)
雑居ビルの3Fに有ります
金目鯛とイサキの刺身です
金目鯛の煮付けです
オジサンの煮付けです
刺身も煮付けも金目鯛が絶品でした(^▽^喜)
地鶏料理も食べましたが、肉がしっかりしていて、硬すぎる事も無く、美味しく頂きました
無理を聞いて頂き、有難う御座いました(^人^)感謝っっ♪
ホテルに帰りシャワーを浴びた後、爆睡でした
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トカラ列島ブログ旅 3日目 投稿者 setonouminchu |
2009年7月20日
昨夜、話し合いで出発時間を遅めのホテルAM7時に決めて出ました
この遅めの出発が、後で裏目に出ます(ノ_-;)ハア…
ここからは、車を港に置き、5人全員が乗り込みます
港を出たのはAM7時35分です
今日は、屋久島まで行く予定です
風は有りますが、宮崎での波は、それ程高くありませんでした(*`д´)b OK!
1時間ほどは、順調に航行しましたが、その後は少しずつ波が高くなって来ました!
AM9時半頃、都井岬に差し掛かりました!!
都井岬は、私が九州で一番好きな場所です(詳細クリック)
ここからの海を眺めた景色は最高です('∇^d)!!
ただ、海の方から都井岬を眺める事になるとは夢にも思いませんでしたが・・・(笑)
ここのGPSデーターは風速8mです
やはり岬付近は潮の流れが速くなるので、波が高くなります!!
でも、今までの岬に比べたら問題無しです(笑)
岬で、波にもまれる度に波に慣れてきたような気がしますね!
岬を通り過ぎますが、波はおさまる気配が有りません
内之浦湾を過ぎてから更に波は高くなって来たようです
GPSデーターは佐多岬の風は11mです
またかよ!?
今までで、最高です!!
相当の波を覚悟しないといけません\(;゚∇゚)/
AM11時、大隈半島を航行する途中、小さな入江が有ったので、ここで休憩と燃料補給をしておきます
佐多岬は、相当の波が有るだろうし、佐多岬を過ぎてから屋久島までは波が有ると燃料の補給は無理だと思いますo(´д`)o
昼からは、更に風がきつくなりそうなので、休憩もそこそこで出発します
海岸の斜面に別荘らしき建物が見えています
ここの入江は綺麗な砂浜も有り最高のプライベートビーチのようです(^▽^)/
ここからは雄一くんと運転を交代してもらいます
佐多岬に近づくにつれ風もきつくなり少し白波もたって来ました
この辺りは波が有っても時々、遊漁船らしい船が釣りをしています
この程度の波(1.5~2m)位では休んでいられないと言うところですかね!?
--------2009年7月20日分 追加更新②--------
いよいよ佐多岬に近づいて来ました!
波も急に高くなって来ましたw(゚o゚)w ー!
岬は、もうすぐです!
岬付近を見ると波で真っ白になっています!
おそらく波は3m以上あるでしょうΣ(~D~ノ)ノ
後でGPSの画面を見て気が付きましたが、岬付近は深い水深から急にかけ上がっている為に、黒潮が一気に浅い水深まで流れ込む様で水温が他の所と違い急激に下がっています!
釣りをするには最高のポイントかも・・・但し、良い天気ならね(笑)
瀬戸内海では感じた事もないし、条件的にもこんな事が無いので、欲しいと思った事は無かったのですが、波も3m位になると船の切った波がキャビンの後まで巻き込んで来るのでキャビンの後ろのドアを締め切らなくてはいけません!
狭いキャビンで5人も乗りドアを締め切った状態は、温室効果満点!!
クルーザーや大きな船に付いているのが分りました!!
エアコンが欲し~い♪щ(゚∀゚щ)
雄一くんが運転しているので今回は画像が取れると思っていましたが、片手は何かに摑まっていないと危険です!...(´д゚`ll)
車輪が何時外れるかも知れないジェットコースターだと思ってくれれば・・・(笑)
恐怖のあまり足摺岬と同じで全員救命胴衣着用です
雄一くんが岬越えを運転するのは、今回が初めてです!
こわい~、こわい~!!!Σ(ll||д゚ノ)ノの連発です
実際、運転していると恐怖が増すらしいです(((( ;゚д゚))))
私の見た感じ今までの岬の中で一番酷い波の様に感じます
3mは超えているようだし、三角波も一番酷い!!
後で聞いた話ですが、西宮港から出航した50FTのクルーザーが、船首のバウスピリットがブッ飛びここで引き返したようです
この頃から、この船が今まで乗った船と何か大きな違いが有るのを感じて来ました!
詳しくは、後で説明します
命からがら岬を越えられましたが、岬ほど三角波は酷く無いですが以前高波は続きます
波がおさまらない様なら鹿児島から就航したフェリーを待って後を着いていくか、駄目なら鹿児島湾に避難するかです
--------2009年7月20日分 追加更新③--------
現在、艇の進行方向は北を向いています
正面に開聞岳が薄っすらと見えて来ました
岬付近では無理でしたが、少し波がマシになったので、雄一君に思い切って反対方向の屋久島に向けてみる様に言ってみました
方向を変えてみると・・・
波は少し高いですが走れない事は無さそうなので屋久島に向かいます
前のGPSの画像を見比べて下さい
水温が5℃も上がっています∑(=゚ω゚=;)
Uターンして直ぐに屋久島行きの高速船に抜かれました
ここで、私と交代です!
ここから屋久島までは約50海里!
現在の波の程度(2.5m位)なら平均12~14ノットで走れるので5時間見ていれば余裕で明るいうちには到着出来る計算です
内心は佐多岬の3mを超える波を越えたのでホッとしたところでしたC=(^◇^ ;
過去の経験ではUF30I/Bで回航時に、来島海峡で軽く2mを超す波!!
SC32を回航時に、串本で4mを越す波を経験はしていたのですが、これ程毎日の様に高波に遭うとチョットうんざりかな!(;~▼~;)
これで、安心するのは早かった!?
この後、人生最大の波(時化)を経験することになるとは想像もしていませんでした(|||_|||)
佐多岬と屋久島の3分の1を過ぎようとした時です!?
またまた、波が高くなってきました!!
2.5mを越える波になって来ました!
ここから一番近い大隈諸島の竹島(詳細クリック)に非難することにします
波は南西方向からなので竹島に艇を向けると波が正面になり非常に走りにくいです(; ̄ー ̄川
すぐそこに見えていても白波が出てくると波高は3m近くになり、10ノット以上スピードが出せず非常に長く感じます(´○`;
1時間ほどで竹島港に入港できましたが、港には店や民家どころか建物すら見当たりません!?
これはネットから拝借した画像ですが、まさに港は海が澄んでいて色もこんな感じです!!
この隣の島の硫黄島の方が港の規模も大きそうなので移動することにします
最初、硫黄島が見えた時、雲がかかっているのかと思っていましたが、火山配列からすると、桜島~開聞岳の延長線上に位置するらしく、島からは噴煙が上がっています!
ここからが、この旅の最大の難所となるのでした・゚・(ノД`;)・゚・
--------2009年7月20日分 追加更新④--------
竹島の港から硫黄島の港までは直線で約8海里!?
余裕を見て9海里位なので30分程度で行ける計算です
港を出た時は、20ノットで走れたスピードですが、18ノット、15ノット、12ノットとスピードを緩めないと、まともに走る事が出来なくなってきました
今までは島に遮られた南西から風ですが、竹島と硫黄島の中間点に差し掛かると、諸に風が当たり、波が押し寄せて来ました
この地点でも3m位の波だと思います(((=ω=)))
一番酷くなったのは、硫黄島の手前に昭和硫黄島という小さな島に近づいた頃からで、GPSで見ると後4海里を切ってあと少しで島の南西側を通ろうとした時です!!
一瞬、串本で経験した4mを超える波を思い出す位の波が襲ってきますヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!!!
よく言われますが、波の周期で10回に1回!!
更には100回に1回!!
すごい波が来ます!!
横波を受ければ転覆は確実です・・・(;~〓~)
串本の時は、4mを越す波がSC32のFBを超え、キャビンの後ろのデッキに溜り排水が追いつかず艇がふらつきだしたのと、フロントのガラスが外れかけ水漏れ、サイドのサッシからも波が侵入しだしたので回航を中止し、串本港に避難しましたが、その時は波に斜めに走れたので比較的安全に非難できました
ただ、これ程の波になるとUターンは絶対に危険で無理!
硫黄港に入港するには、この波を越えていくしか方法が有りません( ▽|||)
運転するのに必死で、波の中で撮った画像は、これが最後です
波を被り、まともに外は見えませんヽ(TдT)ノ…
この後、波は更に激しくなり4m以上、後で聞いたのは5m近くになっていたと聞きました∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?
高い電柱ぐらいの波で、サーフィンの様に艇が波の坂を駆け上がって行く様な状態です!
これ位の波になると波頭は巻き波状態になり、ある程度デッキに波を被るのは避けられません!!
驚いたのは、これまで乗った艇なら、これ程の波を受けると艇のねじれを感じたり、波の叩きでメシッとかミシッとかの音が響き、艇が壊れるのではなかと思うぐらいの不安を感じますが、この艇は、その様な音を感じませんでした( ̄∇ ̄)
それどころか、一度もプロペラのエアー噛みが無かった事と、高波を越える時に一番危険な波をすくう状態がほとんど有りませんでした(゚д゚;)
この場所で、初めて波を2回ほどすくう状態が有りましたが、それも波を超える時にスピードを落とせば全く有りません!
この艇が波に相当強いと感じた瞬間です!
この4海里の、なが~く感じた事(ノ_-;)ハア…
正直、港に入港する時に少し艇を波の来る方向から、少し横に向けなければならず、無事港に入る事が出来るのかと不安になった位の高波(時化)でした!!
途中、定置網のブイに立てた竹がメトロノームの針が揺れている様に見え、網を巻いたら大変だと少し距離を取ろうとしていたところ・・・ブイの位置が移動している何かおかしい!?
近くにきてビックリ!!
よく見たらヨットではないですか!!
大げさに言うとヨットのマストが水面に着くかの様に見える程、左右に揺れていましたヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!!!
ヨットと分らないほど船体が波間に消えて見えない状態です!!
心配していた港の入り口は半島が突き出しているお陰で、波を遮ってくれるので、難なく入港する事が出来ましたC=(^◇^ ; ホッ!
後で、GPS画面で確認したのですが、硫黄島や竹島の近辺の等深線を見ると1,000m、500mの水深から一気にかけ上がってくるのと、瀬や堆(バンクともいい、大陸棚あるいは島棚の上で特に浅くなっているが船の航行には支障のないところ)で海底の地形が複雑で、高波や三角波が出やすい場所なのでしょう!?
無事停泊し、極度の緊張から開放されホッとしたのでしょうか・・・この後、当分の間、画像が有りません(笑)
--------2009年7月20日分 追加更新⑤--------
停泊は、ヨットの横に繋ながさせて頂きました
徳島から来られている4人のクルーです
これは、硫黄島、港の全景です
最初、現在も火山活動している島なので海の色を見て硫黄分で黄色くなっているのかと思っていましたが、地元の人の話では鉄分との事でした
これを聞いて艇のプロペラやシャフトが痛まないかと心配になる(・Θ・;)アセアセ…
港には数隻の船が避難しています
マリンハリマⅣの前に停泊している50FTの漁船2隻は熊本から来られた艇です
私のUF29を見て、この5m近い波の中・・・無茶やな~!だってヽ( ~д~)ノ
熊本から来る途中に時化てきたので非難したそうです
早速、港に有った観光案内の看板を見て宿泊先を探します
この島には4件の民宿あり、電話をかけましたが何処も電話に出ません(ノ△・。)
--------2009年7月20日分 追加更新⑥--------
硫黄島を散策してみます!≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ
実は、艇の後ろに積んでいた青いカバーには自転車を載せて来ていました
硫黄島(いおうじま) 別名:鬼界ヶ島/薩摩硫黄島(詳細クリック)
熊本から来た漁船の方々は、島の南に有る潮が引いた時にしか入れない温泉に行ったようです(ホームページで見て下さい)
人口130人ほどの小さな島で、当然、スーパーやコンビニは有りません
散策の途中に電話した民宿が2軒有り、尋ねてみましたが玄関は開けっ放しですが、留守でした
南側の道路は妙に孔雀が多い所でした
10分も走ると落石による行き止まり(;´Д`A ```
後で、温泉に行った方に聞きましたが、行きは歩いて1時間位掛かってそうですが、この落石現場を越えて帰って来ると20分程で帰れたそうです
温泉(東温泉)は、非常に良かったようです(詳細クリック)
私も、ここを越えて見てみようかと思ったのですが、まさか越えた所、直に温泉が有るとは思っていなかったもので・・・残念!(/Д`;
Uターンして今度は硫黄山の方へ
これは、雲がかかっているのでは無く、あちら此方から噴煙があがっています
硫黄山の麓に冒険ランドいおうじま(詳細クリック)が有りました
このような小さな離島なのに、綺麗で驚くべき整った施設です(*'▽'*)ワオッ♪
ホームページは帰ってから見たのですが、料金も格安です!!
ただ、夏休み中で、もうすぐ皆既日食があるというのに、管理人の車が1台有るだけで、誰一人も利用している方は、居ませんでした(;・∀・)
キツイ坂が多くて、自転車では少し、エライね!
今は、使われていない飛行場の滑走路も有るそうです
昔、リゾート地を作ろうとした様ですが、余りの不便さに諦めた様です
私は、返って、自然が残って良いと思いますねヾ(*´∀`*)ノ゛
つづく
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