2013年1月24日         投稿者 setonouminchu
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動画を見ると最近、投稿した分が無いですね~(汗)


ここ二年程、サボり気味(;~〓~)


動画には画像とまた違った味が出ますよね!?


これからはドンドン投稿しますからね(≧ω≦)b


 


2013年1月18日         投稿者 setonouminchu
修理編・電動チルトの油漏れ その3


途中から見た方は前回のその1、その2から読んで下さいm(_ _)m



部品を交換するだけならチョット器用な素人でも出来る!



ここからが、当店オリジナルの修理!(*゚▽゚)ノ



故障の原因を探り、前より少しでも修理が出るまでの期間を延ばす!



修理だけではなく、言わば改良!





では、改良に掛かります(^-^ゝ



最初は、ボディに穴を開けて横からネジを入れてシャフトに導通を取れる様にしようかと思ったのですが・・・



シャフトを横から見た想像図です











次の画像!


横からシャフトにルトを使って締めたとしたらネジの締め付けの力でシャフトが引っ張られてオイルが漏れると想像します!










ネジが斜めになっているのはボルトだと分かりやすい様に書いただけで、実際には真横からネジを入れているのと実際はオーリングとネジは干渉していません




ノーマル状態の様にボディの他の位置にネジ山を切って、シャフトを押えたとしても同じくオイルは漏れると想像する!



だからノーマルはシャフトに溝を作ってシャフト押え付けない様にしていると思われる



ここで考えたのは、チルトASSYを取り付けた時にブラケットとの間の僅かな隙間を利用して・・・



先ずは、シャフトの端の方に穴を開けてタップで加工しネジが入る様にします











アース線を取り付け












このアース線は作った物では直ぐに腐食し断線してしまうので純正のメーカーのしっかりした製品を使用して下さい



念の為、シリコンでガード!











序に、他の加工穴も腐食しやすいのでシリコンで埋めてしまいます(^▽^)/











最後に、アノードにボルトを固定して完成です!











これで完璧!(≧∇≦)b




ノーマルより数倍の耐久性が有ると思います!





ここで、疑問を感じたのですが、このメーカーのチルトオイル漏れはチョクチョク聞くが、他のメーカー(Y社)のチルトオイルが漏れる話はここ最近、聞いた事が無い!




そこで、漏れたメーカーの他のモデルやY社のモデルのパーツリストを色々調べて見ると・・・



調べて納得!(・◇・;)

















どちらの方法もシャフトはチルトを上下する時のスライドを受けている為に使っているだけで油圧を通しているタイプでは無いですね!



おまけにステンレスのシャフト!



今回、腐食したシャフトは軽量化の為か若しくは加工しやすいのか理由は分からないがアルミでした!




シャフトにオイルを通す方法を採用しているのは、このメーカーの200馬力、225馬力、250馬力、300馬力のXトランサムモデルのみ!



道理で同じメーカーの115馬力や140馬力のチルトは漏れた事は無い!



普通、アノードのメンテナンスや問題ないメーカーの船底塗料を使用していれば10年や15年は問題なく使えます!



Y社やH社で1990年代後半のチルトの耐食アルミの材質が悪く加工穴が腐食し漏れるという事も他店の方から聞いた事が有りますが、アノード交換や防蝕スプレーを実施している当店ではこの事例は全くありません!



要はメンテ次第である程度のトラブルは避けられるという事です。

今回の件に関しては設計の問題である程度、根本的には避けられないという事ですね
( ̄Д ̄;;





この画像、初めてこのメーカーのエンジンを搭載した時にメーカーの営業に指摘しました!



偶々、下取りしたエンジンがノーマル状態だったので撮りました!














何でこんなロスするの~!



小さいアノードは直ぐに無くなるしアース線一本でロスが無いのに・・・



でっ!




当店で改良したのは・・・











これで小さいアノードだけが先に無くなってしまうという心配は無い!



現行の機種は既にアース線をとっています




最近、感じますが船体から船外機、船内機、ドライブ等など全てを扱っているからかも知れませんが、Y社の電蝕対策は他社より20年位先行しているのでは無いであろうかと・・・





ここで自分のドライブや船外機に電蝕防止の塗料が使用してあるか簡単な見分け方!



この画像は当店がメンテしている艇ですが、見て貰うと船底塗料も黒でドライブに塗った防蝕塗料も黒!











この画像は、下取りした他社がメンテした船外機!



防蝕塗料を塗らずに船底塗料を塗っています(´Д`|||)



何故、分かるのかって!?












よく見ると船底塗料に含まれている銅成分が青く浮き出ています!












この仕事をしたのが業者なら失格ですよ!ヾ(-д-;)



終わり 


 


2013年1月15日         投稿者 setonouminchu
修理編・電動チルトの油漏れ その2


途中から見た方は前回のその1から読んで下さいm(_ _)m





原因はコレでした!















他のモデルのチルトは、シリンダーとボディの油圧を通すのは外側のパイプですが、このタイプはシャフトの中をオイルが通る様になっています。



チルトを上下する際シリンダーが少し傾斜するのをオーリングで漏れない様にしているですが、シャフトが電蝕で腐食して漏れたようです!



コチラはアップ画像ですが電蝕にはステンレスや防蝕アルミでも一溜まりもないですよ~(-。-;)












作業としてはオーリングキットとシャフトを交換するだけの簡単な仕事ですが、交換するだけでは
今回と同じようにまた4年程度、いや次回は周りのアルミ部品の腐食が進んで来るので、
その影響を受けてもっと早いかもしれません
( ̄Д ̄;;












そこで、今回シャフトが周りのアルミより早く電蝕した原因を探りますと・・・



シャフトはオーリングによりチルトを構成する他の部品より絶縁状態にあるのか?











シリンダーとボディの抵抗を計って見ると・・・


しっかりと導通状態!







シャフトはと言うと・・・



シャフトを抜けないように固定しているのは、このネジ一本のみ












締まっている時は、こんな感じで溝に入ってだけの様です



要はアースが完全に取れていないと思われるので・・・












今度はシャフトを入れた状態でボディとの導通を計ると・・・













コリャあきませんわ~(;´Д`A ```



完全に絶縁状態です!



電蝕を防止する為に付いているアノードを効かす為には金属同士が電気的に導通状態でなければ効果が有りません!



違う金属同士が引っ付いていると金属の電気位置が低い方が先に消耗(電蝕)するのです。




この画像は、某メーカーサイトにある契約業者のみアクセス出来るWEB講座で電蝕関わるメカニズムや艇とエンジンのセッティングやマリンサービス全般の詳しいノウハウが載っています











今回の電蝕の事も電蝕の種類からメカニズム、対策方法まで詳しく載っています










この図で見てわかるように、船底塗料に含まれている亜酸化銅はアルミより電気位置が高いので電飾を誘発します。

この中ではマグネシュウムが一番低いがコスト的に亜鉛が一番多く使用されます。



























全ページは数百ページになり、私が少しずつ30年も掛かって収集してきたデーターが一日も読めば全てが分かります(^▽^)/







流石は、業界ナンバー1メーカーですね~!(*゚▽゚ノノ゙☆



ノウハウと言うのは知っているのと知っていないとは大違い!



知らず知らずの内にエンジンにストレスを与え寿命を縮めています(ノ_-。)






でっ!



当店、オリジナル対策修理方法を・・・!?(*゚▽゚)ノ






次回、その3に続く



 
 


2013年1月12日         投稿者 setonouminchu
修理編・電動チルトの油漏れ その1



最近、修理ブログを書いていないので久々に修理編



係留していると油が漏れているとの依頼で見に行くと・・・



既に油が相当漏れている様でチルトが下がりません(-。-;)




そのままでは、走る事が出来ないので手動でチルトを下し、工場に持ち帰り上架してみると・・・


















チルトの下を見てみると・・・



矢印の部分に赤いオイルが漏れていますよね!



チルトに使用しているのは、車に使用するオイルと同じでデキシロンⅢ



オートマチックオイルです。

















シリンダーの腐食で穴が開いたか?



しかし、このチルトASSY以前にも腐食が酷くてクレームにて交換したもので有る!



ASSY交換してから4年程度と早すぎる(?_?)




おまけに当店で年々、上架しメンテナンスしている!



アノードも消耗していれば交換しているし、海水に浸かっている部分は電蝕防止の塗料まで塗っているのに、これではメンテナンスしている意味がない!



これは電蝕を防ぐ塗料(スプレー)で、フジツボ等を防汚するには船底塗料より効果は劣ります












こちらは高速艇のプロペラに塗る塗料ですが、値段は高いですが効きは抜群です。









上のスプレータイプでも4410円もしますけど・・・(汗)



昔は、船外機のブラケットやチルトシリンダー、ドライブ船のドライブ、シャフト船のシャフトやプロペラに船底塗料を塗っても電位差が少ないのでダメージも大きく有りませんでした。

スズはアルミに塗っても防汚作用もありました。

ただ、猛毒の為、使用禁止になりました。


現在はほとんどの船底塗料が代わりに亜酸化銅を使用するようになったのでアルミを使用する船外機やドライブ、アルミ船等、電位差が大きく電蝕を早める事になります。


例えアルミ部分に塗っても防汚効果も有りません!



この亜酸化銅の成分が多い塗料を使用すれば当然、防汚性が増し船底が汚れないと思って喜んでいたら、

ドライブやチルトシリンダー、チルトホースが腐食し高い修理代に付いて泣きを見ます
( ̄Д ̄;;



入れ過ぎると電蝕が酷くなる。



入れないとフジツボ等が付く。



一流の船底塗料メーカー塗料はこの亜酸化銅の配合量に苦労している様です




この塗料は安いし、フジツボが全然付かないと喜んでいたら、ドライブは穴だらけ!



ここが、一流メーカーと二流メーカーの違いですよ!




船底塗料を船外機やドライブに塗るのはド素人のすることで、

もし業者がしたとしたらスズが禁止になった頃の20年以上前の話なら別ですが

常識となった現在でもしているのなら修理を早めるための悪意の有る極悪業者ですよ!(`(エ)´)ノ_彡






チルトASSYを取り外すには、そのままではブラケットから外れないので船外機本体を外すか、もしくは船外機を吊り上げた状態でブラケットの片方を外すかです!



配線をそのままの状態で出来る吊り上げ状態で外します。



チルトアップ状態で、釣り上げ用のハンガーで吊るとバランスがとれないのでスリリングベルトで吊って・・・





















ASSY状態で外し、分解してみると、想像していたほど腐食も無く!?



電蝕防止の塗料が効いているのかシリンダーもボディも綺麗です!































さて原因は?




次回に続く


 
2013年1月7日         投稿者 setonouminchu

新年の挨拶   釣果情報



新年あけましておめでとうございます。

昨年は何かとお世話になりまして、大変ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします

新年は1月7日(月曜)から営業しております。




昨年の年末に今、流行のウイルス性胃腸炎にかかってしまい3日ほど寝込んでました(汗)



年末の挨拶も出来ませんでしたm(-_-)m






釣りの方はと言いますと・・・



体の調子を見ながら行ってきました。







水温が急に落ちたせいか鯛の方は言いますと・・・



数も大きさもイマイチ(・・;)













今年はメンバーと新しい釣りにも挑戦し














こちらの方は、数の方はイマイチでしたが大きさの方は、ま~、ま~、ですかね!?































全員、ほぼ初めての釣としては上出来ですか?ヽ(=´▽`=)ノ




今年も仕事も釣りもボチボチいきますよ~♪



 
       
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